室内のガラス戸を割れない引戸に
2021年10月8日 最終更新日時 : 2024年9月9日 katomizuki
施工前の状況
3ヶ所硝子が割れた状態
室内のガラス戸が割れてしまったため、割れた部分のガラスを入れ替えてほしいとのお問い合わせをいただきました。
(現地調査に向かった際には、すでに割れた部分はきれいに取り除かれ、写真のようにプチプチ(気泡緩衝材)が張られていました)
しかし御見積りを進めていく中で、ガラス戸自体が古いということ、また、今後も同じように割れてしまうのは困るとのことで、ガラスが入っていない引戸に取替えることとなりました。
施工中の様子
障子と縦枠を撤去
敷居と縦枠を取り付け
鴨居も取付けました
まず障子を撤去し、以前大工さんだったお爺様が、調整のために添えつけられた枠があったので、そちらも取り除きました。
そこへ新しい鴨居、敷居、縦枠を取り付けます。
障子が勝手に開かないように調整
障子をはめて、一度動作確認をしました。しかし、既設の敷居自体が傾いていたようです。新しい障子が軽くなったこともあり、勝手に障子が開き、きちんと閉まらない状態でした。
敷居の真ん中が高くなるように調整し、障子がきちんと閉まるようにしました。
施工前後の比較
施工前
施工後
ご家族皆さんが割と背が高いので、なるべく引戸の高さが低くならないようにしてほしいと事前にお伺いしていました。
上下左右の枠がセットになっている四方枠のものよりも、鴨居、敷居、縦枠と別体のものにし、極力高さが低くならないようにさせていただきました。
綺麗になったし、開閉するのが軽くなったとのお声をいただきました。
これで、ガラスが割れて飛び散る心配もなくなりました。
ご用命いただき、ありがとうございました。