結露と寒さが気になるコーナー出窓に内窓を
2022年3月19日 最終更新日時 : 2024年9月9日 katomizuki
コーナー出窓に内窓を取り付けました
施工前の状況
施工前のコーナー窓
実は、お問い合わせいただいた当初、台風対策としてシャッターの取り付けを希望されていました。
周りに建物がないため風当たりが強く、いつも台風時は心配だったそうです。
しかし、勝手口や給湯器の取り替えも予定されていたため、シャッターは予算的に難しいということに。
いろいろと検討してみましたが、結露や窓まわりの寒さも気にされていたということから、今回は”内窓”で対策することにしました。
内窓は結露・寒さ対策に有効で、しかも、工事費用も抑えられます。
シャッターほどではありませんが、「窓1枚のままよりは安心」ということで、お客様にも納得いただきました。
補足:内窓の効果の秘密は、”空気層”にあり
冬場に起こりやすい窓の結露は、室内の暖かい空気が冷えた窓に触れることで起こります。
特に出窓は、外壁よりも外に飛び出しているため、通常の窓に比べて冷えやすく、結露も発生しやすいのです。
出窓の結露対策としては、内窓を取り付けて二重窓にする方法が有効です。
熱を伝えにくい空気層が生まれ、外が寒くても、室内側では結露が発生しにくくなります。
それと同時に、暖房で暖めた室内の熱が外へ逃げにくくなるので、窓周辺の寒さもやわらげてくれます。
施工前後の比較
施工前
施工後
内窓は、結露・寒さ対策に効果的とご紹介しましたが、なんと防音効果もあります。
「風当たりが強いのが心配」とおっしゃっていましたので、風の音がやわらげば、より一層安心感が増すことと思います。
シャッターは限られたときにしか使用しませんが、内窓であれば「断熱性」・「防露性」・「防音性」といった効果を日常的に実感できます。内窓1つでこれだけの効果が得られるなんて、なんだかお得な気分ですね(^^)
ご用命いただき、ありがとうございました。